リボーン小説
□一方では
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「うあぁぁぁ」
と呻き声を上げたくなる状況に、オレは立たされている。
何でいつもいつも、こうも厄介ごとが降りかかっているのか分からない。
オレの運がないの!!??どこまでなんだよオレ!!
ってか、そもそもの原因ってリボーンにあると思ってるんだけど。
そんなことを文句言えば、叩きのめされるとは分かってるけど言いたい。
ついこのあいだ、骸とやりあったばっかりなのに。
またもや変な事に巻き込まれてる。
街の中での、いきなりの戦闘で山本も獄寺君も怪我をした。
入院するほどではなかったけど、ずいぶん酷い怪我だった。
それでもって、ヴァリアーなんて危険な奴等と指輪を奪いあいって、なんだよ!?
向うはボンゴレ最強の暗殺部隊で、プロなんだろ。
それを、素人のオレたちが戦うって。無謀以外の何者でもないじゃないか。
第一オレは、ボンゴレの10代目になりたいなんて、これっぽっちも思ってない。
なのにリボーンは毎回毎回戦えって、オレをなんだと思ってるんだよ。
指輪を貰った山本達なんて、寧ろ大歓迎ムードで張り切ってるし。
どうすれば良いんだよ。
京子ちゃんのお兄さんまで巻き添えにして。
それにヒバリさんまで・・・。
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