07/09の日記
23:59
猫たちのいたずら──日常茶飯時編
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(いとこ同士/上から萌っ子・春(しゅん)、舞っ子・朔、杏っ子・博(ぱく))
(半年前/今ではボロボロな文庫本に)
子猫たちがいろいろな物を齧る。
紙袋、段ボール、レジ袋、ブックカバー、コード類。
どこかから紙切れを見つけてきては噛みちぎっている。
ラベルを見つけては齧る。
ティッシュやフローリングワイパーのペーパーを引っ張り出して遊ぶ。
そして、部屋干しの洗濯物には飛びついて落とす。
ハンガーラックの上から蛍光灯スイッチの吊り紐に爪を引っかけて遊び、電子レンジに乗っては換気扇の紐をカラコロと揺らして遊ぶ。
階段を駆け回り、ガランゴロン、おもちゃを階段から落としながら遊んでいる。
ドタバタ騒ぎの挙句、さまざまな物を階段の上から落としてしまう。
ゴルフバッグまで落としていたり。
近頃は、母猫たちも子猫たちと駆けずり回るようになった。
爪とぎを増やしても、文庫本ラックに並んだ文庫本で爪とぎしてしまう癖も治まらない。
特に杏。子猫時代に充電コードを噛んでいたのも、杏が一番多かった。
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子猫たちに齧られまくって、ついに先日、携帯の充電器コードが用をなさなくなってしまった。
遊も夢もコード類を噛むことはしなかったのに、昨年誕生した7兄弟たちには、杏以外にもコードを噛む癖の子がいて、猫の嫌いなレモン水を使うといいと知り、コード類にポッカレモンを塗ったりしていたが、本物の果汁でなかったせいか、ほとんど効果がなかった。
見かける度に注意していても、見ていなければ噛んでしまい、辛うじて使える程度のボロボロな充電コードになっていて、絶縁テープで補修しなきゃと思っていたのが、御釈迦になってしまったのだった。
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猫や犬の躾で大事なことは、いたずらをしている瞬間に、飼い主がやったと思われないようなさり気なさで不愉快な思いをさせること。
例えば、いたずらをしている時に、知らん顔で通りすがり、痛くない物を後ろ手で落とすとか、音を立てるとか。
根気がいるわけなのだ。
その場で叱ったのでは、叱る人がいない時ならいいと思ってしまうだけとわかっていても、やはり、手っ取り早く叱ってしまうのが常。
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躾スプレーを買ってきて使ってはいるが、せいぜい半日程度しか効果がなく、コード類にスプレーするのはつい億劫になってしまう。
布団類への躾スプレーは欠かさず、軽くスプレーしておくと、粗相はかなり減ってきた。
おしっこ臭の消えない掛け布団を使わない時期になってきたのと、遊のさかりが小休止となり、ほかの子や子猫たちが遊のマーキングのマネをしなくなったのとなのだろう。
うっかり躾スプレーを使うのを忘れたり、長時間経過してしまうと、耳なし芳一のごとくに、タオルケットや畳んだ洗濯物などのスプレーをかけ忘れた物にだけ粗相をされていたりもするが、だいぶマシになってきたのは嬉しい。
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杏っ子・博(ぱく)が鼻の頭に擦り傷を創っていた。
この子は、うちで生まれた子たちの中では一番腕白な子のよう。
なかなか離乳食やドライフードが食べられなかった甘ったれだったのに、すっかりきかん坊になって、吊り目になってきた。
わたしの足先にじゃれてくる時には、爪を畳んでトントントントン、毛深い被毛に包まれた肉球でちょっかいを出してくるので、憎めないタイプではある。
叱られても動じないところは、母猫・杏譲りかと思う気の強さ。
叱られていじけてしまう子より頼もしく感じて、ある意味、気楽に付き合える。
いじけてしまう子たちとは丁寧に付き合っていかなくてはならない。
うちの場合、どちらかというと、短毛種の子たちの方がいじけやすい傾向にある。
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舞っ子・朔の名前を楽(らく)に改名しようかと思う。
朔(舞っ子)は、目がくりっとしていて小顔な美少年に成長してきている。
1日生まれの杏っ子赤ちゃんを新たに朔と命名予定。
今朝、赤ちゃんの体重を測ったら80gだった。
まだとても小さく、鼻がグツグツいっている。
鼻があまり利いていないのか、生後10日近くなっても、いまだにおっぱいを見つけるのが下手くそだ。
見ていない時でもちゃんと飲めているのか心配。
鳴き叫び過ぎた杏は、声が嗄れてきてしまった。
杏の精神安定用に、洗面所にて、夜半からクラシックジャズをかける。
ビリー・ホリデイ。
夜はジャズが落ち着く。
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