陰の道

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蛇神様その後・連れ去られた初音。


嗚呼、今日もお兄さん…いや、旦那様の愛という名の罰を受ける。

寝具の上でゆらゆらと揺らされ、鳴かされる。

「もう疲れたよ。許してほしい」

そんな言葉も聞こえていないのか、ひたすら私を貪るばかり。

嗚呼、これは本当に罰だ。

2人の男の間をゆらゆら行ったり来たりな私への天罰。

昨日隙をみて、屋敷の外に飛び出したその時。

突如大蛇が襲ってきて、私を屋敷に押し戻し。

私を裸に剥いてギチギチに締め付けた。

「悪い子はお仕置きじゃ」

ぎゅう、ぎゅうと締め付けられ、身体が軋む。

痛い、痛い。やめて。
しくしくと、私は泣くも。

気がついたらそれはいつしか心地良さに。


嗚呼、旦那様ごめんなさい。
でも、もっと下さい。

気持ちの良いお仕置きを、私に沢山与えて――。





初音は、あの本編のあと蛇神によってマゾヒストにされたようです(^_^;)。
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