novel
□KAPUTTLIEBE
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愛しき貴方を夢に見る
不思議だね
貴方は此処に居るのに
夢の中でしか話してくれない
あぁ…
どうしてそんな顔をするの?
どうしてそんなに哀しそうなの?
私は隣に居るのに
“浅黄、もうやめよう…”
あぁ!!
愛しい貴方の声
でも、何故そんな事を言うの?
貴方が愛しいだけなのに
貴方の躯は以前の温かさは無いけれど
貴方の魂はこの躯にないけれど
私は貴方を愛してる
そうだ
貴方の近くへ行こう
今すぐにでも
ああ、なんと心が晴れやかなのだろう!
†