02/05の日記

19:33
いざ広島へ!
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先日、お隣の県・広島へ行ってきました。


数年ぶりの新幹線。
前の職場の出張で大阪の鶴橋に行ったとき以来です。
時刻表を買って、山陽新幹線の上りと下りの新幹線を調べていたときに、以前は確か、のぞみ・ひかり(レースルター)・こだまの3つだったと記憶しているのですが、そこにさくらとみずほという新しい名前を見付けて、おや?と。

ちょうど良い時間帯に配置されていたのがさくらだったので、よくわからないまま新幹線ホームでさくらを待っていたのですが、ホームになめらかに滑り込んできたさくらの車体を見て納得。
いつぞや開通した九州新幹線だったんですね。


前日の天気予報では、ギリギリ天気がもつはずだったのに、起きてみるとあいにくの雨。しかも霧がすごくて。
どうなることかと思いましたが、ダイヤに影響はなく、無事に速やかに広島に到着。
わたしは乗り物酔いがひどくて、今回も乗車時間は30分程度とはいえ大丈夫かなと不安でしたが、なんとか持ちこたえました。
正直、あとひと駅ぶん乗っていたら危険だったかもしれない…(;A´▽`)


初の広島駅。
母方の実家が広島の三次というところにあって、子どもの頃は、父親の運転する車で何度も訪れた記憶があるけれど、鉄道でははじめて。右も左もわかりません。完全にお上りさんです(笑)

その日の朝に、ミケ様からおすすめの食べものを教えていただいたので、早速それを求めてうろつくこと数十分。






えーーーん。゚(゚´Д`゚)゚。






自他ともに認める方向音痴なわたし。目的のものを見付けることができず、とりあえず駅から出ることに。

広島を訪れたもともとの目的地は、広島の紙屋町というところ。
事前に携帯で現地の地図を調べて、広島駅から路面電車に乗って行けば、あとはなんとか道を尋ねてたどり着けるはず、と高を括っていたのですが。

路面電車の乗り場がわからない。

や、構内にはご丁寧に案内板がありますし、そのとおりに進めば良いはずなんですが。なぜかわからない(泣笑)

恥を忍んで駅員さんに泣きついたら、あっさりと「あちらですね」と手で示され。






あった!目の前だった!ww






こうして無事に路面電車と対面したわけですが、駅前だけあって、ひっきりなしに電車が出入りしています。それはもう、入れ替わり立ち替わり目まぐるしく。
大阪の環状線で目を白黒させて立ち尽くした苦い記憶がまざまざと蘇ります。嗚呼…(;´д`)

運賃は、どこまで乗っても一律150円らしく。これはネットで調べているときにたまたまYa○oo!知恵袋に行き着き、そこで知ったのですが、すごいな広島電鉄。
なにしろ普段、山奥のど田舎でのんびり暮らしているもので(在来線なんて、30分に一本あれば良いほうです)、なにを見ても「おお、都会ってすごい…!」のオンパレード(笑)

路線図にへばりつくようにして目的地を確認したあと、「切符はありません」という表示に「なんと…!」と衝撃を受け、財布から小銭を取り出して握りしめて、ちょうど停まっていた電車に乗り込みました。


おおおお…街中を電車が走っておるよ。隣を車が並走しておるよ。信号で停車するよ。なんてこったい。
おまけに、お釣りがなかったら車掌さんが両替までしてくれます。至れり尽くせり!

頭のなかで忙しく叫びながら、紙屋町東というところで下車。

さて、問題はここからです。

とりあえず、本町方面へ歩いていけば目的地には近付くはず、と、ろくに地図も読めないくせに妙な自信を持って歩き出すこと数分。






ここどこ。






本町方面へ歩いているとは思うものの、周囲に標識が見当たらず。
もし間違っていたら戻れば良いやと思いきり、不安を抱えながら突き進むとアーケード街に出ました。

あ、なんかたぶんこのへんっぽい。

方向音痴のくせに根拠のない直感を頼りにアーケード街へ突入。
まっすぐ歩けないほどの人通りにあわあわしながら周囲をキョロキョロ。
なんだこの人出は。あれか?祭りか?祭りなのか?←田舎で人出が多いのは祭りくらいのものなのです。

ドトールがいっぱいある!三階建てのドトールとかはじめて見たよ!
なんか下着屋さん多くないか!あられもない姿のマネキンさんがあちこちにおるよ!目の毒じゃ!

あんぐりと口を開けたまま人の波に流されて歩いていくと、PARCOの看板が。突き当たりっぽい。あれれ?

違う。なんかこっちじゃないっぽい。

まごつきながらも、お店の入口付近に立っていた薬屋さんのお兄さんに道を尋ねると、ものすごく丁寧に道を教えてくれました。
どうやら目的地をとうに過ぎていたらしく、引き返すことに。

ミスタードーナツの横に入口があります、と教えられたとおりに道を戻ると、ありましたありました!


目的地、サンモールに無事到着です!ヽ(´∀`*)ノ


確かにこれはわかりにくい。教えてもらわなかったらうっかり素通りしちゃいます(^^;)

このサンモールの4階にある中央書店コミコミスタジオに来るために広島へやってきたのです。

おそらく、知る人ぞ知るお店、コミコミスタジオ。BLと同人誌に特化した本屋さんで、ウェブでの通販が有名だと思います。リアル店舗は、確か国内でもこの広島のみ。

わたしも以前から欲しい本や同人誌があったのですが、わたしの持っているガラケーからはコミコミさんなどの通販が利用できなくて。
幸いにも、隣の県に住んでいるので、こうして足を運んだ次第です。

念願のコミスタです。鼻息も荒くなります。

この日のために、手帖には欲しい本を書き留めてきました。

お店の規模は、そんなに大きくはなく。わたしの地元の本屋さんのほうが大きいくらい。
しかし、密度が違います。
探していた本が次から次へと見付かります。やばいです。鼻息が荒くなるどころか鼻血まで噴き出しそうです。念のためハンカチをスタンバイさせます。

それにしても、特典付きのオンパレード。欲しかった本のほとんどが特典付き。鼻血の代わりに目から汁があふれそうです。毛穴から水分が漏れ出しそうです。これ以上続けると本気で気持ち悪く思われそうなので自粛します。






頭のなかはお花畑です。ひと足先に春爛漫です。脳内どピンク状態です。






いちばんの目的だった、尾上与一さんの同人誌『プルメリアのころ。』を見付けた瞬間、思わず「あった…!」と声に出してしまいました。慌てて周囲を見回しましたが、幸い、近くには誰もいなくて。

成瀬かのさんの同人誌も一冊だけですが在庫があって狂喜しました。
『僕の悪魔』『憂える天使』の番外編で最新作!
ほかに意中の本が二冊あるのですが、こちらは成瀬さんのブログのほうで現在在庫なしとのお言葉を拝見していたので、さほど気落ちすることはなく。
3月か5月あたりに再販するという嬉しい予告もされているので、次に訪れたときの楽しみに取っておきます。

商業誌のほうでも、尾上さんの『二月病』、木原音瀬さんの『檻の外』をはじめ、くろちゃんから教えていただいてすっかり大好きになった凪良ゆうさんの著書をたくさん見付けられて、大満足です(*´艸`)

購入した本はTwitterのほうに写真をアップしてあるので、興味のある方はそちらをご覧くださいませ。


木原さんの本は、最初、店頭にはなくて、店員さんに在庫を尋ねたところすぐに調べてくださり、通販部のほうに在庫があるのでお持ちしますといってくださり、晴れて購入することができたのでした。
この店員さんがとっても感じが良くて。ほかにもいろいろとお尋ねしたりしたのですが、親身になって調べてくださって。
嬉しくて、調子に乗っていろいろと追加で買っちゃいました(σ*´∀`)

コミコミさんでのお会計は、締めて¥13,099。

1ヶ月ぶんの本代を使い果たしましたが、満足です。


この時点で、午後3時過ぎだったかな?けっこう長い時間居座りました。


そのあとは、お店を出て、ぶらぶらと散策しながら駅へ向かいました。

行きは電車でしたが、今度は広島駅まで歩いて戻りました。
行きしなに辺りの風景は目に入れてきたし、路面電車のレール?を頼りに歩いていけば広島駅に着くというのはわかったので。
せっかく違う土地に来たんだから、景色を眺めたり、人間観察もしたい。
わたしはメジャーな観光地とかにはあまり興味がなくて、地元の人たちがどんなお店で買いものをするのかとか、そういう生活の片鱗を垣間見るのが好きです。なので、とにかく歩きたい。駅までの道さえわかっていれば怖いものなしです。それでも迷うけど(苦笑)
けれど、今回は中心地だったためか、残念ながら、生活臭のようなものはほとんど感じられませんでしたが。


かなりはしょって書いたので文章のなかには出てきませんでしたが、このほかにも複数の方々に道をお尋ねしました。
そのたびにみなさんほんとに親切で、方向音痴なわたしでも目的地にたどり着けるくらい、懇切丁寧に教えてくださいました。
今回の旅のなかで、一度たりともいやな思いをしなかった。

広島のみなさん、めっちゃ良い人ばかりです。感動しました。

なにより、ミケ様に感謝です。貴重なお時間を割いてまで親身にナビゲートしてくださって。
手厚いおもてなしを受けました。
お蔭さまで無事にお土産も買えました!


ぜひまた広島に行きたいです。
今回は泣く泣く諦めたフタバ図書GIGAやブックオフにも行ってみたい!←本ばっかりやん(;A´▽`)


しっかり羽根を伸ばして休日を満喫したので、またしばらくは羽根を折り畳んで、コツコツと仕事をがんばります。



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