02/12の日記

21:05
オリンピック。
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昨夜、というか日付では今朝ですが、寝る前にひさびさに携帯でテレビを観てみるとちょうどオリンピックの生中継をしていて。

女子ジャンプのノーマルヒル、だったかな。正式名称がわからなくてごめんなさい。

スポーツにはてんで疎いわたしでも名前を耳にしたことがある高梨沙羅選手をはじめ、伊藤選手、山田選手(もしお名前が違っていたらごめんなさい)の3人の日本人が、初のオリンピックの舞台に立っていました。


結果については、もうすでにニュースなどでご存じかと思います。


競技後のインタビューで、わたしははじめて高梨選手の顔と声を知ったのですが、インタビュアーの顔をまっすぐに見ながら、真摯に、噛みしめるように言葉を紡ぐ彼女の姿に好感を抱くとともに、とても印象に残りました。


「応援してくれるみんなへの恩返しに、このオリンピックに来て、自分の力を出しきれなかった。応援してくれた人たちに申し訳ないです(趣意)」


17歳の女の子が、競技の直後に、目に涙をにじませながらいった言葉。


聞いた瞬間、そんなふうに思うことないのに、とわたしなどは感じたのですが、弱冠17歳にして世界の大舞台に立つ高梨選手は、すでにその道のプロフェッショナル。

寡聞にして知りませんでしたが、ワールドカップでも好成績を出していて、初のオリンピック種目となった今回の大会で金メダルを獲ることを期待されていたようで。
もちろん、高梨選手自身もそれを目標に練習に励んできたのでしょう。


自分が背負うものの重さを知っているからこその、あの言葉なのだと。

伊藤選手、山田選手も、日本の代表としてソチのあの舞台に立って。
それだけでもどんなにすごいことなのか。

結果がすべて、という意見もあるでしょうし、誰よりも選手本人がいちばんそう思って競技に挑んでいるのだと思います。

結果を出せなくて悔しい思いをしたことでしょう。


各選手がそれぞれ口にしていたように、4年後のオリンピックにふたたび戻ってきて、今度こそ全力を出しきれるよう、がんばってほしいと思いました。

メダルうんぬんではなく、彼女たち自身が悔いの残らない、納得できる滑りができるように。



余談ですが、現地で競技のレポーターを務めた、確か工藤さんというお名前の男性。
人前で話すという職業上、当然といえば当然なんだけど、真摯な言葉選び、話し方、そして競技後の各選手へのインタビューの仕方、どれをとっても非常に好感が持てました。
もっとこの人の話を聞いていたいなと思ったくらい。

なんというか、選手たちへの思いやり、のようなものを言葉の端々に感じられて、この人いいな、好きだなと思いました。



結局、寝たのは明け方5時ごろでした。

今日が休みで良かった(;A´▽`)




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