04/06の日記

21:10
遺品整理。
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父親の十七回忌も無事に済んだことだし、そろそろ重い腰をあげて遺品整理に取りかかろうと思い立ちまして。

とりあえず手始めに、遺品というか、わたしが子どもの頃からずっと部屋に鎮座しているわが家の古い収納家具(傷みが激しい)や、たぶん母親の嫁入り道具であろう旧式の足踏みミシン(すんごい重い!)、生前父親が使っていた布団なんかを処分しようと思い、粗大ごみを引き取ってもらえるよう業者に依頼しました。
今は不要品を捨てるのにもお金がかかりますね。


先週、親知らずを抜いたあと1日だけ安静にして、それから毎日のように出勤前や帰宅後、休日には1日ずっと、家のなかの整理と掃除をしていました。

いやー、出るわ出るわ。

そんなにモノを持っていないつもりでいましたが、意外と溜まっているもので。
業者さんが来るまであまり日にちがないので、今回はとりあえず目につくところと自室の押し入れに的を絞って、いるものといらないものを仕分けしながら同時に掃除もしていきました。

いちおう今日で一段落つきました。
あとは当日、引き取ってもらうものを家の外に出すだけです。

この際、家具も新しく買い換えようと思ったのですが、不要品を処分したらカラーボックスがふたつあいて、それをサニタリー用と台所用に配置したらちょうどピッタリでした。
あとは部屋に置くチェストをひとつ買うだけで充分、収納できそうです。
チェストはもう購入して配達してもらうよう手配してあるので、届くのを待つのみ。

家のなかがずいぶんスッキリというか、ガランとしました(^^;)

今まで使っていた家具のほとんどは両親の代から使っていたもので、昔ながらの大きくてどっしりとした造りの重たいものばかりだったので、これから自分で家具を買うときには、自分ひとりで持ち運びできるサイズのものを選ぼうと思っています。冷蔵庫や洗濯機などの電化製品は重くても仕方ありませんが。

ほかに、これもおそらく母親の嫁入り道具であろう大きな箪笥が三棹と、こちらは父親のものと思われる大きなステレオスピーカー(全部で2メートルくらいある)も処分したいのだけど、わたしの気力体力が持ちそうにないので(すんごい疲れた……)、こちらは次回の遺品整理に持ち越します。


思い出の品というのはとくにないのですが、天袋から引っ張りだした布団は、生前父親が使っていて、病院で息を引き取ったあと、帰宅して、棺に入るまで横たわっていたもので、長年放置していたわりに虫食いもなく綿もしっかりしていて、びっくりしました。
きっと散々虫に食われて悲惨な状態になっているだろうなと思って、おっかなびっくり天袋を開けたので。

思い出して、ふと淋しく思うことはあっても、悲しくなることはもうありません。

わたしももうすっかりおとなになりました。

これからは、だいぶ広くなった部屋で、猫と一緒に暮らしていきます。



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