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□劇場版に向けて
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〜劇場版に向けて〜
刹那の自宅にて
刹「遠い所から、すまないな。」
ロク「何で俺たちはお前の家に来なくちゃいけねぇんだよ。」
アレ「と言うか刹那。刹那の家はもう２期で無くなっている設定なんじゃあ…」
刹「細かい所は気にするなアレルヤ。だからお前はいつまでたってもアレルヤなんだ。」
アレ「ちょっ！意味分かんないし！」
ティエ「で、どうして君の家に集められたんだ??」
アレ「ティエリア…君の肉体は…」
ロク「言うな。アレルヤ。」
刹「実は劇場版に向けて家を掃除したんだ。」
アレ「へぇ。」
刹「夜に掃除していたら…出たんだ。」
ロク「は………??いやいやいやいや！おまっ！そんな不吉な部屋に呼ぶなよ！」
アレ「あれだけ人を殺して来たんだ…。それは出てくるよね……ハレルヤ、世界の悪意が見えるようだよ。」
刹「いやそっちじゃない。ゴッキーだ。」
ロク「Mr.Ｇかよ！！」
アレ「GO★KIが出たの！?うわわわっ！」
刹「ああ。だから共にゴッキーを退治してもらいたい。劇場版前に仲を深めるのも良い事だ。」
ロク「お前が一人で戦えないだけだろーが！」
アレ「ぼぼぼ…僕は嫌だよGO★KIなんて……」
ティエ「待ってくれ。何なんだ??そのＧとかゴッキーと言うのは。」
ロク「お前知らねぇのか！?あんの物体をっ！」
刹「黒く光って動きが速い奴だ。」
アレ「このくらいの大ききさでね??触角が長いんだよ！！うわわわわ…」
ティエ「黒くて速い??虫か??」
ロク「ああ。年々進化している、あの虫だ。」
ティエ「これか??」
アレ「ぎゃあああぁぁあ！！ななな、何握ってるんだよティエリアっ！」
ロク「ティエリア！！それ持ってこっちに来るなっ！いいか??ゆっくり放せ！……いや、放さないでソコにいろ！絶対こっちに近付くなよ！?」
刹「凄いなティエリア…アレを素手で捕まえるなんて……俺には出来ない」
ティエ「何故そんなに君たちは離れている??」
アレ「うわわわっ！何故じゃないよ！！ティエリア、外に捨ててきてよっ！」
ロク「まてアレルヤ！Mr.Ｇを生かしておくわけにはいかない。あいつはいつでも戻ってくるぞ。」
刹「なら、どうしたら…」
ロク「一時何かの入れ物に移し替えよう…」
ティエ「……みんな」
ロク「ティ…ティエリア。どうした！?」
ティエ「手が…」
刹「手がどうしたティエリア。疲れて来たか??」
ティエ「手がぬるぬるする。気持ち悪い。」
アレ「ぎゃああ！それ油だよティエリア！」
ロク「油…。そうか！刹那、洗剤持って来い！！」
刹「そういえばゴッキーは洗剤に弱いな。了解した！」
アレ「ティ……ティエリア！もうちょっとの辛抱だよ」
ティエ「そんな遠い所で励まされても…」
ロク「おい刹那！まだか！?」
ガブッ！！
ティエ「いっ…！」
アレ「ティエリア！?」
ティエ「…っ。噛まれた」
アレ「GO★KIって噛むの！?」
ロク「大丈夫か！?ティエリア！………ティエリア??」
アレ「うわわわわっ！ティエリア、何手ぇ放してるの！?」
チャキ……
ロク「ティエリア…何、銃を構えてんだよ。おい、まさか……。刹那ーー！刹那はやく洗剤持ってきてー！」
ティエ「ティエリア・アーデ、目標を狙い撃って破壊する。」
ロク「いやいやいや！俺の台詞とコラボってるから！！」
刹「遅くなってすまない。ティエリア、大じょー……」
ドカッ ドンッ
ドカッ ドンッ
ドカッ ドンッ ドンッ
刹「……俺の家がぁ！」
ティエ「任務完了。では失礼する」
アレ「刹那…ドンマイ★」
ロク「まぁ、あれだ。そのー…なんだ。家の弁償は半分は俺たちが払うからさ」
刹「半…分」
アレ「うん。じゃ…じゃあね刹那！」
〈数日後〉
ティエ「刹那、ゴキブリと言うものを色々と調べてみたぞ」
刹「…………へぇ」
ティエ「部屋に一匹出ると、そこには百匹もいるらしくてな??」
刹「もう来なくていい。」
†END…
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