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□愛してるって呟くぐらいなら
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知るはずもなかったから
貴方が居なくなるなんて
知るはずもなかったから
貴方が僕を置いて行くなんて−…
好きだった
好きだった
大好きだった
もう僕は
これしか言えないよ
何もなかった僕の家
貴方が訪れたその日
僕の家には色がついた
徐々に貴方の色に
そまっていく
自分じゃ気付かなかったけど
貴方が訪れたその日から
僕の気持は
決まっていたのかもしれない
もういない貴方に
もう会えない貴方に
届きもしないのに
叫んで
泣いて
無様な 僕
ずっとずっとずっと
僕は自分の家に
閉じこもっていれば
きっとこんな思いしなかった?
貴方はずるい