Ⅰ
□water
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目覚めたら
あるのは天井
目覚めたら
あるのは体
目覚めたら
あるのは
僕自身の存在
そんなの当たり前
当たり前のはずなのに
そのことに
絶望して
悲しんで
混乱して
ちょっとだけ傷つくって
また有る体抱いて
眠りについて行くんです
静かに眠って
また朝迎えて
同じこと同じこと
ずっと繰り返して
生きていく？
僕はいつこの闇から
抜け出せるんだろう
いつか、
目が覚めて
僕の体がないことを
僕の意識がないことを
祈ってやまない
錆びた螺子
もうすぐきっときっと
キレルヨネ
大好きだった何もかも
いまじゃあもう嫌いなもの
最後に何か
あの時感じた痛みを
もう一度だけ。