四季折々

□七夕
2ページ/4ページ

  彦星



愛しい貴女に逢える日が

今年もまたやってくる


愛して止まない貴女と共に

過ごすことのできる 特別な日


僕からすれば 自業自得で

こんなにも辛い思いをするのも

仕方ないと思ったけれど


この辛い思いを 貴女にまで

させるつもりはなかった


特別な日は そんな思いが

断ち切れるように


僕は貴女の傍から離れない


せめて特別な日だけは

貴女と自由に過ごし


次に逢う時までの糧にして

もらえたら


僕の気持ちの罪の鎖が

解けるだろう









→NEXT織姫
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ