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弱愛ララバイ
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「隼人!ちょうどいいタイミング!!」

「10代目?何かご用…」

「うん、超ご用!かくまって!」

「へ?え?」




わけのわからないオレの腕を引っ張って、10代目は走り出した。広いアジトの廊下を全速力で駆け抜けたのは多分これが始めてだと思う。




「10代目、一体、」

「そろそろだなぁ…」

「?」




何かがおこるんですか?そう訪ねようとした瞬間、スモーキン・ボムであるオレにはよく聞き慣れた巨大な破壊音。

ゆっくりと振り向けば無惨にも黒焦げになっている10代目の執務室。まさか、なんてサーッと血の気が引いたような気がする。10代目の方に向き直れば、満面の笑み。

…反省していない。




「10代目、ヤバイっス」

「うーん…後でリボーンかお兄さんあたりに怒鳴られそうかなぁ、」

「ヒバリには煩かったって咬み殺されますね」

「あー、」

「…一体どんなお考えですか?」

「隼人とゆっくり話したいなぁと思って、書類ごとぶっ飛ばしちゃった!」

「へ!?」

「最近忙しかったからさー、久しぶりに外にご飯でも食べに行こうよ」

「…そう、ですね」




10代目の気持ちが嬉しくて。後でリボーンさんにどやされるのを覚悟の上で、オレも共犯者になりましょう。










愛ララバイ

(結局あなたには甘いんです)
















title:


帰ってきたらリボ様の鉄槌がくだされます。ヒバリさんが今か今かとトンファーを構えます。山本が宥めます。

10年後はツナがなんとなく押し気味ならいい←



090901

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