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暇で仕方ない。山本はお風呂に入っていてやることもない。テレビはつまらないし眠くもない。
なんとなくベットに横になってみる。
(…山本の匂い、)
気に入らないけどどうしようもなく心地よくて、布団に顔を押し付けた。

(僕らしくもない…)

無性に顔が熱くなって鼓動が速まってくる。信じられない、女子か。




「あー、さっぱりしたー……」

「!!」

「……」

「……」







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