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□いつか必ず
骸雲/切甘?
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薄暗い帰り道を歩いていると、前から見覚えのあるシルエットが目に入った。
あの独特な髪型は…

「骸…!!」

僕は走った。

(骸…骸…何でっ…)
走りながら溢れた涙。逢いたくて逢いたくてしょうがなかった骸がいると思うと涙が次から次へと溢れてくる。
「骸!!…?!!」
僕は肩に手を置いた。だけど骸にしては背が低い…いや、低すぎる。その人物はゆっくりと振り返った。
「……誰…?」
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