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□初デート
骸雲
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「雲雀くん早く来ませんかね…」

僕は遊園地の入り口の前で大好きな雲雀くんを待っています!!今日は雲雀くんと初デート。早く雲雀くんに会いたくて待ち合わせの30分前についちゃいました。

雲雀くん…早く会いたいです〜♪


―30分後

遠くから、暗黒の髪を揺らしながら歩いてくる人物が目に入った。

あれは間違いなく雲雀くん!!!

抱き締めたい衝動に駆られたがここは抑えた。一応遊園地の前ですし、人が多いので雲雀くん抱き締めたら怒りますよね。

などと考えながら雲雀くんを待った。

「お、お待た…せ。む、骸…///」
「いえ。大丈夫ですよ。来てくれてありがとうございました」

僕は満面の笑みを雲雀くんに向けた。しかし雲雀くんは目が合った途端すぐに反らしてしまいました。

クフフ…照れ屋ですね。


昨日。雲雀くんがいきなり「男二人で遊園地は嫌だ」と言い出しました。
その結果。雲雀くんには女装をしてもらうことになったんです。


女装してると本当に女の子みたいですね…。可愛い。

雲雀の今日の格好は、上は黒のキャミソールに白のパーカー。下は短パンで、踝ソックスにスニーカー。至ってシンプルだった。

セミロングのかつらも被っていた。

「…////」


短パンからスラリと伸びた白く、細く、長くて綺麗な脚。

僕が思わず見とれていると、雲雀くんが僕の頭を叩いて`ほら。行くよ´と骸の手を握って歩いた。


クフフ…今日の初デート…
楽しくなりそうですね。
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