shout
□君の瞳に映るのは
ディノ雲←骸/死ネタ
4ページ/6ページ
「珍しいな!恭弥が屋上行こうって言うなんて」
「別に。たまたまだよ」
「!!」
雲雀くんと跳ね馬?!!
僕はこっそりと二人を見た。向こうは気付いていないらしい。
「恭弥…愛してる」
「うん…僕も愛してる」
!!!
「恭弥…」
「…温かい//」
!!!!!!
僕と…同じことをしているのに……なぜ…
何がダメなのですか…
なぜ君は僕を見てくれない?
なぜ跳ね馬ばかり…
僕の何が気に入らないのですか!!
確信…しました。
君の心はもうあの憎い男のもの。
その暗黒の瞳に映るのは…僕ではなく、あの憎い男。
僕に…入る隙はない。
もう雲雀くんは…僕を見てくれない。
絶望的だった。
君が手に入らないのならば…
…ああするしかないですね
この時、もう僕に理性なんてものはなかった。