戦国BASARA

□わたしはあなたに依存する
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「政宗殿?」


最近思うことがある。
奥州筆頭と部下たちから敬愛され、独眼竜と呼ばれて恐れられるこのお方はなぜこんなにも…


「ゆき…むら」


脆くて美しいのだろう




「起きられたのですか?寝ていてもよろしかったのに」

「……」

「…?…泣いておられたのですか…?」

「…泣いてなんかねぇよ…」


左目にはくっきりと涙の跡が残っている。
…泣いておられたのだな。


 
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