戦国BASARA

□初恋とはなんぞや
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『伊達政宗』

初めは好敵手として何度も手合わせをする関係だった。
だが…どうも政宗殿に逢うと動悸息切れのようなものを起こしてしまい、あの鋭い左目で見つめられると身体中が熱くたぎってしまうのだ。


きっと…某は病にかかったのだな…


「うん、恋の病ってやつに。」

「こここっ恋!?はっ破廉恥な!///何を申すか佐助ぇぇえ!!」

某は佐助がなにか知ってるような気がして聞いてみた…が、恋とはなんだ!
相手はあの独眼竜殿でござる!
しかも同じ男で…


「(いつにも増して声がデカいよ…)だってそれしか考えらんないでしょーが。竜の旦那に逢えば動悸息切れ起こすんでしょ?」

「うむ…。」

「しかも見つめられると身体が熱くなる。」

「う…うむ。」

「完全に竜の旦那に恋してる証拠だよ。」

「しっしかし…某も政宗殿も男でござる。」

「だから?」

「男が男を好きになるなど…いかがなものか…」

「えー?俺様は別にいいと思うけど。だって好きになっちゃったんだから仕方ないって思いません?」

「佐助…まさかおぬし、誰かを好いているのか?」

「なんでわかるの?」


 
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