銀 魂
□シアワセ？
2ﾍﾟｰｼﾞ/3ﾍﾟｰｼﾞ
言っただろうが。
俺はお前が好きなんだって。
そんな…愛してるなんて言われたら、うそでもなんでも嬉しく思っちまうだろ。
つい調子に乗ってキスしちまったじゃねーか。
んな驚いてんじゃねーよ。
「まじでどうしたわけ？珍しいこともあるもんだな。」
「別に。ただキスしたくなっただけだ。」
「へぇ〜。じゃあよ、俺もただまたヤりたくなった。」
そう言ってまた俺の上に跨る。
「なぁ土方、言っとくけど俺すげぇ束縛するタイプなんだぜ？」
「なに言ってんだよ」
「お前俺が最近どっかの女と仲がイイの気に食わねーって思ってんだろ？」
「は！？自意識過剰もたいがいに…」
「いや、間違ってない。お前はその女に嫉妬してる。」
コイツ鋭い。
なんで分かるんだ？
「わ…るかったな！男の嫉妬なんて醜いだけだッ…」
「なんで？俺すげー嬉しいんだけど。土方がまじで俺に惚れてくれてるって感じるし。」
「本気で…言ってんのかよ…」
「大マジ。嬉しい。だって言ったろ？俺は土方を愛してんだって」
「ッ…銀…時」