銀 魂

□最初からお前が好き
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「ってぇ〜…なにすんだコラァ!!」

「うるせぇ!こんな往来でテメーと手ェ繋いで歩けるかぁ!!」←正しくは腕捕まれてただけ


「まぁ手は繋がなくてイイんだけどよ、俺今すげぇ糖分不足なんだわ。だからファミレスでパフェ奢ってよ。」

「…は…?あ…あぁ、そういうことな。って…なんで俺がテメーに奢らなきゃいけないんだよ!」

「いーじゃねぇか減るもんじゃねーし。」

「いや減るから!俺の金が減るから!」

「ちっ。ケチ。でももうファミレスの前まで来てっから入ろうぜ」

いつの間にか入り口付近まで来ていたらしく、ほらほらと銀時に背を押されて(押し込まれて)しまった。

しかたなく案内された席につくや否や、銀時は速攻でパフェを注文した。


「払わねぇからな」

「もうイイっつの。ホントはさ、お前とゆっくり話しでもしようと思ってたんだよ」

「話し…?」

「俺らっていつも喧嘩ばっかしてんじゃん?なぁんかそろそろ大人になろうかなーって思って。」

「はぁ?」

「だからさ、もう喧嘩はやめようって言ってんのよ土方くん」


土方くん、そうまじめに呼ばれたため少し胸が弾んだ。


 
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