銀 魂

□夏は暑いって常識だろ
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「銀時…なんで…」

「なんだよ〜土方の部屋もクーラー付いてねぇの?」

「おい、なんでテメーがココに居るんだよ」

「よくこんなクソ暑い部屋に居られるな。」

「人の話聞いてんのか?」


元々イライラしてたのにそれに拍車をかけてイライラしだした。


「まぁまぁ、んなイライラすんなって。銀さん良いもの持ってきたから。」


そう言ってスーパーの袋から取り出したのはかき氷のシロップ。


「…それのどこが良いものなんだよ」

「え?嬉しくない?銀さんコレ見せられたらテンション上がるんですけど。」

「はぁ…?」


なにがなんだか分からないと思った土方だったが、確かにかき氷を食べれば少しは涼しくなるんじゃなかろうかと思考を巡らせて、銀時の案に乗ってみることにした。


とりあえず山崎を呼んでかき氷機を持ってこさせるとあとは銀時が氷やら器やらを取り出してかき氷機に氷をブッこんだ。


ガリガリガリガリ


「氷削る音って良くない?」

「あー、まぁ…蝉の鳴き声よりマシだな。」

「俺は土方の鳴き声が聞きt………すいません調子乗りました。刀しまってください!」

「…バカか…」


二人分のかき氷が出来て、銀時はいちごに練乳をかける。
土方はもう一種類のレモン味にした。


「(あんまり俺が甘いの好きじゃないって分かってレモン買って来てくれたのか…?)」


 
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