□ツンデレカフェ
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木「いらっしゃ…また来たんですか」


知念と平古場で行きつけの妙なカフェへ入る。
そこには友達になった木手がいて、
会った早々このカフェの仕きたりだかなんなのか知らないが
当たり前の様に頼んだメニューと違うものが来たりする。


平「わんはチキンサンド、寛はいつものよろしく」

木「分かりました」

知「…永四郎、」

木「はい」

知「メイドなんだから、可愛いらしく何か台詞言うもんじゃないのか」

木「はい?そんなもの求めるならメイドカフェに行けばいいでしょう」

平「ここだと場所がアキバでも全然違うもんな」

知「ご主人様(ハアト)とか言って欲しいさ」

木「殴りますよ?ご 主 人 様」

平「ぶッ、怖え!!」

木「バカな事言ってないで、さっと作ってきますから、出されたものは残さず食べなさいよ」


木手は自作のゴーヤーオムライスを作る為に、
厨房の方へズカズカと行ってしまった。


平「食べんの怖えなあ〜。なんたってプロじゃない奴が作っちゃうんだからよォ」

知「でも来た甲斐があったさ」

平「そうかぁ!?あいつのオムライス気に入ってんなぁ寛」

知「永四郎が結構がんばって作ってるのを考えると、なんかこう…」

平「くる?」

知「そう、"美味い"って言ってやると喜ぶ姿とか…。しかも他の客だと人見知りしちゃってるトコとか、、で―じ可愛い」

平「それ本人に言ったら殴られるだろうな〜w」


噂をしたらプレートを持ったご本人が現れた。


木「おまたせしました」

平「お〜、見栄え良いじゃん!」

知「上手くなったな、卵の部分」

木「何気に練習しました」


平古場と知念が一口食べた反応を見て、
木手は上機嫌に笑う。


知「永四郎、良い嫁さんになれるさ」

木「はは、いつでも相手募集中ですよ」

甲「じゃあ、おれ立候補!」


突然甲斐が大声で入り込んできた。


木「おわっ!甲斐くんどこから出てきてるんですかッ」

知「お前にやるくらいなら、俺も立候補する!!」

平「モテるな〜永四郎。で、どっちにするんばぁ?」


口にサンドを頬張りながらニタニタと笑う平古場。
甲斐と知念の積極的な立候補に驚いた木手は口元を押さえて照れている。


木「っ…フラーですか!家に帰ってきて君たちの顔なんか見たくないですよッ」

平「あのお―、おめえの八方美人なとこ止めて欲しいんだけど。どっちかに決めろよ」

甲「どっちが好きなんばぁ永四郎?」

木「な…ッ!?」

知「正直、結婚するならどっち」

ル「け、結婚…するなら……、ゴーヤー料理をたくさん食べてくれる人が良いです」

甲「えぇぇええ!!?」

平「ちっ、わんも玉砕かよ」


(知念のガッツポーズ。)


田「オイ、他の客がドン引いてるぞ」


気の合う5人はいつの間にか同じ店で勢揃いしていて、
ゴーヤーが食べれる知念と田仁志の対決になるかと思いきや、
さすがに人の目を気にした木手が一喝して結婚騒動の騒ぎは幕を閉じた。


終われw
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