SeriaL

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5月も始まり、この学校での生活も慣れてきた。



朝のHRが終わってからというもの、男子も女子も教室のあちこちでグループを作り、賑やかを通り越し騒がしい。


よくもまぁ同じヤツと毎日毎日話すことがあるもんだ。



そーゆうクラスメイトの名前は…隣で馬鹿笑いしてるコイツの名前すら覚えてねぇ。



昔からあんまり人の名前とか覚えない質
どいつもこいつも、変わり映えしねーヤツらだ。


もっと俺の興味を引くヤツはいないのか…なんて、考えても探すのも面倒臭い。


結局は変わらない日々にため息を吐くと、一限目を知らせる鐘が耳に響く。





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