アニメ・漫画小説

□△▼男子高校生の悩み▼△
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今、巷では『メイド喫茶』ならぬ『執事喫茶』が流行っているらしい。

「時代の流れって怖ぇ〜なぁ・・・」

溜め息まじりに独り言を漏らしている青年(正確には男子高校生)が一人。
彼の名前はキョン。(つーかそれ、本名じゃあないし;;)自分は、此処最近まで、“自分は普通の人間で、高校生だ”、と信じてやまなかった。

しかし―――『涼宮ハルヒ』と出会い、彼の世界は奇しくも変わった宇宙人の長門、未来人の朝比奈、そして・・・

「どうかしましたか?キョン君
「古泉
一度視線を向けると、キョンは“はあ〜〜”、というさっきよりも大きな溜め息をついた。

古泉は、キョンに“自分は《超能力者》だ”と言った。 今は、“自分は《キョン君の恋人》だ”と言う。

「その恰好、よく似合ってますよ
「似合ってても困るんだが・・・」

事の発端は、ハルヒの『コスプレ喫茶をやりたい』の一言だった。
「さあ〜〜〜キョン古泉君二人にはコレを着て貰うわ
と言って取り出した二着の服

「んちょっと待てAハルヒ、何で・・・二着とも違う服なんだ
「何よ私の買って来た執事服とメイド服に問題でもあるわけ

「何で統一しないんだ?第一、その大きなメイド服は誰が着るんだ
「何言ってるのよ
―――まさかB

「アンタが着るのよ、キョン


一瞬、地獄を見た気がした(-.-;)
あれからハルヒは《個人的な用事》とやらで、先に帰ってしまった。長門も朝比奈さんも、ハルヒ同様。 ハルヒには、“一応、一度は試着をすることじゃないと殺すわよ”と言われてしまった。

「僕の執事服も似合ってますか?」
「あまAそこA、イケてんジャン(゚_゚」

嘘。実は、かなり似合ってるさすがというか・・・
「ちょっ何をしてるんだお前は(^_^;)」
気がついたら、古泉が俺のスカートの中に手を突っ込んでいた。

「何って・・」
「あ
奴の指が俺のアソコに絡んで来た。
「『奉仕』ですよ今の僕は、執事ですから
「・・なっ
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