続く短い話

□甘い気持ち
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じっと見つめる雛森

「なんだよ?」

「日番谷くん、幸せ?」
唐突に聞かれる
それに対しバカらしくて溜め息が出た

「幸せ、じゃないの?」
不安に揺れる藍色の瞳

「幸せに決まってんだろ…馬鹿桃」

コツンッと額を合わせる
途端に真っ赤になる雛森の顔…愛しい気持ちが溢れる

「…一度しか言わねぇからよーく聞けよ?」

耳元で、一言



『一生愛してる、嫌っつっても離さねぇから』



それは甘いあまい時間



fin
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