ANGELS SMILE

□ファイル14
2ページ/4ページ



芽生「魔王の隣かよ…っ」

幸村「何か言った?」

芽生「な…何もっ!?みなみ行こうぜっ!」

みなみ「ええ。」




たったった…





幸村「フフフ…面白くなりそうだ。」

跡部「…。」











  ―102号室― 


芽生「…広すぎだろっ!」

みなみ「…マンションといい合宿所といい……もう少しお金の使い方考えられないのかしら?」

芽生「無理だろ。」

みなみ「だよね。」

芽生「…ロビー……行くか?」

みなみ「そうだね。」

芽生「おしっ!」

みなみ「……芽生。」

芽生「何だ?」

みなみ「…芽生は芽生のままが一番だよ。」

芽生「…どうしたんだよ、いきなり。」

みなみ「なんとなく。」

芽生「はぁ?」

みなみ「ほら、ロビー行くんでしょ?」

芽生「…そうだったな。」





芽生が無邪気に笑う。

そんな芽生をみて私からも自然と笑みがでる。


こんな小さな幸せがなんだか凄く嬉しかった。





芽生「そーいえば、ロビーって何処だ?」

みなみ「…。」








  ―101号室― 


愛里「ひっろーいっ!」

瑞穂「みてみてっ!テラスもあるよっ!」

愛里「すっごーい!」





合宿所の凄さに既に興奮気味の2人。





瑞穂「跡部のお嫁さんは幸せだろーね♪」

愛里「だよねー!じゃあ、愛里がなる〜!」

瑞穂「えー絶対無理〜♪」

愛里「酷っ!!」

瑞穂「ほらほらっ!ロビー行くよ〜!」

愛里「まっ待って!」






次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ