復活小説
□序章
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ここは世界最大勢力を持つと謂われているマフィアボンゴレファミリーの本邸
そこにあるボスの執務室で1人頭を抱えて悩んでいる人物がいた
すると突然部屋の扉が勢いよく開かれた
バァーンッ
その音に驚き頭を上げると
「10代目!!」
息を切らしながら獄寺隼人が入ってきた
「何かな獄寺君？」
「あ、すみません。雲雀の事ですが」
「何か情報が!?」
3週間前から行方が分からなくなっている雲の守護者雲雀恭弥
それを今ボンゴレは全力で捜索していた
「はい、任務を終えた雲雀はイタリアに戻っていたらしいです」
「じゃあ、雲雀さんはイタリアのどこかに居る可能性があるのか･････」
「しかし、あの雲雀が･････」
「今まで連絡取れなくなったことは何度もあったけどそのたびに草壁さんや骸を通して連絡は取れてたから問題はなかったのにね」
「はい」
「誰かに襲われたってのは考えられないし」
綱吉はその後暫く獄寺の報告を聞いていた