BLEACH〜十四番隊の死神達〜
□チャドの新たなる力
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虚夜宮、チルッチの宮
石田は落ちたゼーレシュナイダーを拾う。
石田「行くぞ、ペッシェ。」
チルッチを倒した石田はペッシェにそう言うと宮の奥へ進もうとする。
ペッシェ「・・・いいのか?・・・あいつ、死んでないぞ」
ペッシェがそう言うと石田が答えた。
石田「・・・命の選択権は勝者にあるこの戦いの勝者は僕だ。ここで生かすことは彼女にとってみれば侮辱かもしれないが、彼等の流儀に合わせる気は無いよ。“鎖結”を射抜いた、霊力発生の源だ。破面は虚を死神に近付けたもの・・・魂魄構造も近い筈だ。たとえ目覚めて追ってこようと彼女に僕と戦う程の力は残らないさ」
ペッシェ「・・・フ・・・成程な、そういう事ならそれでいいさ・・・さあ行くぞ一護!」
石田「雨竜だ」
ペッシェがそう言うと石田が激しく訂正した。そして、そのまま彼らは宮を後にした。
数分後
バラ
チルッチ「・・・う・・・」
チルッチが声を出すと解放した姿から元の姿に戻る。
チルッチ「ち・・・くしょう・・・あいつ・・・ナメたことしてくれるじゃないの・・・」
?「チルッチ・サンダーウィッチ様。」
チルッチ「!!!」
チルッチが独り言を呟いていると突然、彼女に声がかけられた。チルッチが見るとその声の主はドルドーニが戦った葬討部隊の隊長だった。
隊長「お迎えに上がりました・・・御静粛に願います。」
チキ・・ッ
隊長は言い終わると刀を抜きはじめる・・・
チルッチ「・・・ちくしょう」
チルッチはこの言葉を最期に処理された。