BLEACH〜十四番隊の死神達〜

□恐るべき硬皮
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虚夜宮 通路


一護はネルと共に通路を突き進んでいた。

すると一護は、チャドの霊圧が微弱になったことと、未来が霊圧を高めてノイトラと戦い始めたことが感じられ、いきなり歩みを止める。


ネル「んっ!どうしたッスか一護?・・・うわぁ!」


走って移動していたのにいきなり途中で止まった一護にネルは聞く。(ちなみにネルは一護に片腕で抱えられている)

しかしその瞬間、一護は先程までよりも速く走り出す。


ネル「いっ一護!はっ速すぎるッスーー!!」


ネルはそう叫ぶが、一護はまったく止まろうとしない・・・いや、むしろ更に速くなっているようだった。


一護「(!・・・チャドがやられた!?・・・いや、そんな筈ねぇー・・・信じるんだ!あの時誓ったじゃねーか生きて戻るって・・・それに未来もついてんだあいつらが負ける筈ねぇー!!・・・信じろ!今は信じるしかねぇんだ・・・)」


一護が脳裏でそう考えていると、彼の真剣そうな表情を見たネルは事の重大さがわかったようでそれから先通路で叫ぶことはなかった。
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