BLEACH〜十四番隊の死神達〜

□封じられる力
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アーロニーロの宮


ここでは頭部のカプセルをルキアに破壊され、2つの不気味な頭が無惨に投げ出されたアーロニーロがもがき苦しんでいた。


アーロA「ギャーーー!!!苦しい苦しい助けて藍染サマ!藍染サマーー!!!あんた言ったじゃないカー自分について来ればあらゆる苦痛から解放してやるっテー!なのに何だこれー!苦しい苦しい苦しいよ嫌ダ!嫌ダー!!!嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダ・・嫌ダ・・・・嫌・・・ダ・・・・」


ボフッ


アーロB「・・・くそっ!・・・俺は絶対・・・納得・・・しない・・・ゾ・・・・」


メキョ


しばらく苦しみ、こうしてアーロニーロ達は息絶えた。



ルキア「・・・くっ・・・くっ・・・はぁ・・・」


アーロニーロ達が死んだ後、ルキアは最後の力を振り絞って立ち上がろうとする。


海燕『死ぬな、死ぬな朽木!お前は絶対に一人で死ぬな!!』


ルキアの心の中で海燕がそう言う。


ルキア「・・・・(孤独を知っている囚われし者の孤独を・・・・)」


ルキアは自分が死刑囚としてソウルソサエティーに囚われていた時のことを思い出す。


ルキア「・・・(喜びを知っている。仲間が助けにきた時の喜びを・・・)」


双極で処刑されかけた所を一護に救われた時のことも思い出す。


ルキア「・・・(そして、その仲間が傷付き倒れる恐ろしさを・・・知っている・・・)」


更に、一護が藍染に斬られた時のことも思い出す。


ルキア「・・・(案ずるな井上)今行く・・・・」


カタン・・・


ルキアは立ち上がろうと力を込めるがそれは叶わず、そのまま失神してしまうのだった・・・・
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