BLEACH〜十四番隊の死神達〜

□ネルの正体
1ページ/3ページ



ズドン!


一護「くうっ・・・」


ノイトラから振り下ろされる斬撃を一護はなんとかかわす。


ノイトラ「ふぁら!」


一護「くっ」


ズガン! ドガン! バガン!


尚も連続で振り下ろされる攻撃を一護は瞬歩で回避していく。


ノイトラ「はぁーあ!」


ドン!


一護「くうっ!」


ノイトラの斬撃に慣れてきたのか、一護はたたき付けた後に次の攻撃に移ろうとする彼の斬魄刀に着地する。


そして


一護「ふはぁ!」


そこからノイトラに飛び掛かり、斬月で斬りつける。

しかし、それは簡単に避けられてしまう。


ノイトラ「良い動きをするじゃねぇーか! 長物相手は初めてじゃねぇーのか?」


一護「二度目だ!」


ノイトラ「そうかよ!」


ガン!


一護「ぐあっ!」


井上「黒崎君!」


ノイトラは一言言うと、斬魄刀の長い柄を一護にぶつけ、弾き飛ばした。


井上「やめてこんなの! 黒崎君は怪我してるのに!!」


ノイトラ「うるせぇーぞバカか!? ケガしてるから何だ! 戦いだぜ、不平等が当然だろうが!
戦いってのは元々不平等と俯瞰容が産み落とす怪物だ!
あいつが気にくわねぇ、あいつになら勝てる、あいつが許せねぇ、あらゆる理由で敵を作った瞬間から呼吸一つまで戦いの内だ
敵の本拠のど真ん中であんだけ派手に戦って、誰にも狙われねぇなんて悪い冗談だぜ死神!」


一護「くっ・・・・」


ノイトラ「来いよ、てめぇとグリムジョーの戦いは頭っから見てた。 てめぇの手の内は全部知れてるがな」


ノイトラがそう言うと、一護は残った力全てを用いて臨戦体制に入る。





ネル「は、はぁ、はぁ」


その時ネルは、あまりの霊圧に耐え切れず、壁の後ろに隠れて震え上がっていた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ