BLEACH〜十四番隊の死神達〜
□現世での死闘
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その頃、卍解してもグリムジョーとの圧倒的な差がなくなっておらず、追い詰められた一護はただ一つの必殺斬撃“月牙天衝”をグリムジョーに浴びせた。しかし、それでもグリムジョーの硬皮を多少傷つけただけであった。
グリム「・・・何だ、今のは・・・？そんな技・・・ウルキオラからの報告にゃ入ってなかったぜ死神・・・！」
一護「・・・ガッカリせずに済みそうか？破面。」
だか、一護の月牙天衝とその言葉はグリムジョーを喜ばせただけであった。しかも一護の中の内なる虚が更に一護に追い打ちをかける。
グリム「・・・おい、ボサッとしてんなよ死神！次はこっちの番だぜ・・・！」
来駕「暗黒雷光魔波」
グリムジョーが斬魄刀を抜いた瞬間、来駕の卍解“破滅雷光斬”から黒い雷が発生し、グリムジョーを襲った。だが、グリムジョーは斬魄刀で来駕の攻撃を防いだ。
グリム「誰だ、てめぇーは？」
来駕「十四番隊隊長、田崎来駕だ。よろしくな破面」
グリム「舐めんな！」
グリムジョーはそう叫ぶと掌から虚閃を放った。
来駕「・・・」
来駕は無言でグリムジョーの虚閃を手で掻き消した。
グリム「んなぁ！」
来駕「お前じゃ俺には敵わないやめとけ！」
グリム「ふざけんな！」
グリムジョーは怒り、来駕に向かって行くが、突如現れた東仙によって止められる。
グリム「東仙・・・！」
東仙はグリムジョーに何故自分が来たのか説明し始めた。
東仙「デッド・キングは先に虚圏に戻った。お前も帰るぞ。」
グリム「・・・ちっ・・・わかったよ」
そういい、グリムジョーが帰ろうとすると
一護「待て、どこ行くんだよ！！」
グリム「ウルセーな、帰んだよ虚圏にな。」
グリムジョーが、そう言うとガルガンタがひらいた。
一護「ふざけんな！勝手に攻めて来といて勝手に帰るだ！？冗談じゃねぇぞ！！下りてこいよ！！まだ勝負はついてねえだろ！！！」
グリム「・・・まだ勝負は・・・ついてねえだと・・・？ふざけんな、勝負がつかなくて命拾ったのはてめえの方だぜ死神。さっきの技はテメーの体にもダメージを与えるってことは今のてめえを見りゃわかる。撃ててあと2、3発ってとこだろう。
だが仮にあの技をてめえが無限に撃ち続けられたとしても・・・てめえに解放状態の俺は倒せねぇ
一護「・・・解放・・・状態だと・・・？」
グリム「・・・俺の名を忘れんじゃねぇぞ。そして二度と聞かねぇーことを祈れ・・・グリムジョー・ジャガージャック、この名を次に聞くときがてめぇーの最後だ死神。それと、田崎来駕！てめぇーは絶対にゆるさねえ次に会う時は地に伏せらされるのはてめぇーだ！」
グリムジョーのこの言葉を最後にガルガンタは閉じ、闘いに一応の区切りがついた。
あとがき