BLEACH〜十四番隊の死神達〜
□元十刃の実力と一護の決断
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虚夜宮 ドルドーニの宮
一護は十刃落ちのドルドーニにやられていた
一護「くっくそ」
一護がそう呟くと同時にドルドーニの踵落としが彼を潰しにかかる。だが、一護は斬月でそれを受け止めると両者は一定の距離をとる
ドル「フフン！どうしたかね！？」
ドルドーニがそう言うと上空から再び一護に襲い掛かる。それを一護は斬月で防御することで上空に飛ばされるだけで済むが、足元を確認しようとした時に響転で一護の後ろをとったドルドーニに壁へと蹴り飛ばされる
ドル「フゥ〜・・・反応は鈍い、防御は脆い、足場の変化にすら即応できん。やってられんよ！まるで赤子の戦いじゃアないかね！えェ！？」
ドルドーニがそう言うと壁の瓦礫の中から一護が出てくる。
ドル「“ば ん か い” し給えよニーニョ、悪い事は言わん。今のままのニーニョじゃ何をやっても吾輩には勝てんよ」
ドルドーニは一護に卍解しろと言うが一護は拒否する。
一護「・・・やだね」
ドル「何故？」
一護「・・・“十刃落ち”ってのは要するに“十刃”じゃねえんだろ」
ドル「・・・・そうだが。」
一護「こっちは十刃全員倒さなきゃいけねーんだ・・・十刃でもねえ連中にイチイチ卍解なんか・・・使ってらんねえんだよ！！！」」
一護は叫びながら斬月をドルドーニに構えて切り掛かるが、ドルドーニの右足に簡単に受け止められてしまう
ドル「成程、ニーニョの気持ちは良く解った・・・それでは吾輩からも一言言わせて貰おう・・・舐めるな！」
するとドルドーニは、右手で斬月を掴み、左手で自分の斬魄刀を少し抜いた。
ドル「旋れ、ヒラルダ」
ドルドーニが解号を言うと彼の身体の周りから竜巻が起こり、彼を包んだ。
一護「（くそッ！刀抜かなくても解放できんのかよ！）」
ドル「何をしている？構え給え！」
一護が心の中で愚痴っているとドルドーニから声がかかり、竜巻が彼に襲い掛かってきた。
一護「・・・な・・・」
一護は防御が間に合わずまともに直撃する。そして彼が落下するのと同時に帰刃したドルドーニが姿を現した。
ドル「ゆくぞ、ヒラルダ！」
ドルドーニが言うと竜巻龍が現れ、ドルドーニが足蹴りをするとそれは一護目掛けてかかってきた。
一護「！」
ドォーン
すさまじい威力によって一護は地面にたたきつけられた。それを遠くで見ていたネルは・・・
ネル「・・・い・・・一護・・・一護・・・！・・・一護が・・・死んじゃうっス・・・」
あまりの力の差を見て泣いていた。