BLEACH〜十四番隊の死神達〜
□元十刃の実力と一護の決断
3ページ/5ページ
ドル「ふははははははははは」
一護は帰刃したドルドーニの思うがままにボコボコにされていた。そして再びドルドーニは竜巻龍を一護に放つ
ドル「さあ!さあさあ!!卍解し給えニーニョ!!死んでしまうぞ!?吾輩相手に霊力をっ温存しようなどと・・・そういう考えがチョコラテの様に甘いと・・・何故解らんかね!?」
一護「!!!」
連続で放たれる竜巻龍を防いでいた一護だったが威力を更に上げた攻撃により捕まり、竜巻龍によって上空に吊されてしまう
一護「げほっ・・・げほっ」
ドル「・・・聞き分けが無いなニーニョ、卍解し給え。吾輩はニーニョの全力が見たいのだよ」
一護「はっ・・・はっ・・・月牙天衝!」
一護は自分を吊していた竜巻龍を月牙天衝で破壊する
ドル「・・・ほう」
ドルドーニが呟くと一護が瞬歩で彼の後に現れ切り掛かった。しかし、ドルドーニの硬皮によって攻撃は通らない
一護「月牙!
ドル「舐めるなと言った筈だニーニョ!!!」
硬皮が斬れなかった一護は月牙天衝で切り裂こうとするがドルドーニに蹴り飛ばされる
一護「くそ・・・ッ」
ドル「・・聞き分けの無い子には・・・お仕置きだよ・・・虚閃!」
ドルドーニが両手の人差し指と薬指をくっつけると飛ばされていて回避の出来ない一護目掛けて破壊の閃光が放たれた
一護「(やべえ!!)」
一護が間違いなく直撃を予感したがそれはある人物によって防がれる
ネル「うぐ・・・ぐぅ・・・ぐぐぅ・・・」
一護「!・・・ネ・・・ネル・・・!?」
ドル「・・・虚閃を・・・止めた・・・!?」
すると、なんとネルはドルドーニの虚閃を飲み込んだのである
ドル「の・・・飲んだだと!?」
ドルドーニは自分の虚閃が飲み込まれ驚く
ネル「うう・・・うう〜〜〜〜〜ぶぁっ!!!」
そして、ついに我慢出来なくなったネルが放った本人であるドルドーニに虚閃を口から撃ち返す
ドル「!!」
ドォン!
すさまじい轟音と共に虚閃がドルドーニのところで爆発する
ネル「はっ・・・い・・・一護に・・・はっ・・・一護にひどいこと・・・はっ・・・するなっス・・・!?」
ドンッ
煙の中から飛んできた虚弾にネルは吹き飛ばされる
一護「ネル!!」
ドル「・・・フン・・・ベベが何者か知らんが・・・大したものだ。解放状態の吾輩の虚閃を弾き返すとは・・・
だが・・・少々おいたが過ぎるんじゃないかね?失せ給え!!!」
ドルドーニが足蹴りをすると竜巻龍がネルに襲い掛かる。しかし、黒い斬撃が竜巻龍を真っ二つにする。
ドル「!!」
ドルドーニが気づいた時には左肩が切れて片方の角が吹き飛んだ。
一護「・・・そんなに見たけりゃ見せてやるよ・・・またせたなオッサン。・・・こいつが俺の卍解だぜ」
ドル「・・・成程、待ち侘びたよニーニョ」