BLEACH〜十四番隊の死神達〜

□新たな敵
3ページ/3ページ



ノイトラ「ヒィーヤッハー!」


未来「・・・・」


未来は無言でノイトラの攻撃を瞬歩で避ける。
そして、波弓流から弓矢を5本射るが


ノイトラ「なんだこりゃァ」


キン!


ノイトラは5本全てを払いのける。


未来「・・・立ち上がれ!」


ノイトラ「!」


未来がそう言うと吹き飛ばされた弓矢から大波が発生する。


ノイトラ「無駄だ!」


ノイトラは声を上げると舌を出す。
すると、先端に黄色の破壊の閃光が溜まり始める。


未来「虚閃!?」


ノイトラはそれが完全に溜まると、波に向かって放った。


チュドーン!


そして、大波と虚閃は相殺した。


未来「くっ・・・」


ノイトラ「まさか俺に虚閃を使わせるとはな・・・頭にくるぜ」


未来「ふふっ・・・解放もさせてあげるよ」


ノイトラ「無理だね・・・てめえじゃ俺を斬ることはできねェー、したがって解放させること何てできねェんだよ!!」


ノイトラはそう叫ぶと、未来に再び斬りかかる。

だが


未来「絶対にさせてあげるよ!縛道の六十一“六杖光牢”」


ドン!


ノイトラ「なっ!」


未来が縛道を使うと、ノイトラの体が6つの光の杖に捕らえられた。


ノイトラ「ちっ!こんなもん」


ノイトラは無理矢理“六杖光牢”を破壊しようとするが


未来「・・・確かに私は“斬”の面においては全然駄目だよ・・・でもね・・・鬼道なら負ける気はないよ!」


未来はそう言うと、霊力を鬼道のために溜めはじめる。


ノイトラ「くっ!」


ノイトラはそれを見ると、“六杖光牢”から必死で抜け出そうとするがなかなかそれは成功しない。


未来「行くよ、加減できないかもしれないから覚悟して!破道の九十“黒棺”」


ノイトラ「!!」


ギシッ!


未来が鬼道を唱えるとノイトラは黒く巨大な棺に包まれていった。


未来「ふぅー終わったかな?」


未来はそう言うと、チャドの元へと向かう。


チャド「一木・・・今のは?」


未来「ああ、今のは見ての通り鬼道だよ。私は鬼道が得意でね・・・普通に九十番台のものも使えるんだ」


チャド「そうだったのか・・・」


バリーン!ブォー!ドシュ!


チャド「ぐっ・・・」


チャドが未来と話をしていると“黒棺”が突如壊れ、チャドの体にノイトラの武器が刺さる。


バタ


そして、武器が抜けるとチャドは砂の上に倒れる。


未来「チャドー!!!」


未来はその光景を見るとチャドの名前を叫ぶ。

すると、煙の中から殆ど無傷のノイトラが現れた。


ノイトラ「まったくよーいきなりあんな大技ぶちかましやがって・・・」


ノイトラはそう言うと、鎖を使って武器を引き寄せる。


未来「くっ・・・」


まったく鬼道を受け付けないノイトラを見て、未来は苦虫を潰したような顔をする。


ノイトラ「そうカリカリすんなよォーてめえはなかなかの顔してんだ、台なしにすんじゃねェーよ」


未来「ふざけないで!!」


ノイトラの挑発するような言葉に未来は怒り、様々な破道を放つ。


未来「破道の四“白雷”!破道の三十一“赤火砲”!破道の三十三“蒼火墜”!破道の六十三“雷光砲”!」


ノイトラ「無駄なんだよ!」


バン!


破道はそれぞれノイトラに炸裂するが、ノイトラは傷一つ付かない。


未来「・・・・」


ノイトラ「さっきの高威力の破道でも俺に大した傷は付けられなかったんだぜ!こんな低威力のもんが食らうかよ!!」


未来「・・・・」


ノイトラ「俺の硬皮は歴代全十刃最高硬度だ!てめえら死神じゃ何をしても無駄なんだよ!!」


未来「・・・なら何かしてあげるよ・・・卍解、炸裂流水波!」


未来が卍解すると弓が双剣へと変わった。


ノイトラ「へぇーさっきよりは楽しめそうじゃねェか」


未来「楽しませなんかしないよ・・・すぐに終わらせるから!」


未来はそう言うと、双剣から二匹の水龍を召喚する。


ノイトラ「なぁッ!!!」


未来「水はね、速度が極限まで上がると殆どのものを一撃で断ち切ることが出来るんだ。これであなたの硬皮も斬ってあげるよ・・・」


ノイトラ「俺は誰にも斬れねェんだよ!!!」


未来の言葉を聞くと、ノイトラは自分は絶対に斬れないと言う。


未来「断ち切れ!両断水龍斬!!」


だが、未来はそう言うと、ノイトラに向かって超速の龍激を放つのであった。
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ