BLEACH〜十四番隊の死神達〜

□敗北
3ページ/4ページ



パン、パン


ウルキオラは服の上についた埃をはらっている。


ウル「フン、どうやらそうらしいな・・・・」


彼はそう言うと、右手の人差し指を一護とネルの元に向ける。


ウル「・・・・残念だ・・・・」


キューイーン バシューン!


ウルキオラがそれを言い終わると直ぐに指から虚閃が2人目掛けて放たれた。


チュドォーン!!!


そしてそれは2人に当たると、壁を突き破って天蓋の下の砂地に炸裂した。


一護「くっ・・・ネル大丈夫か!?ネル!! 待ってろどっかで休ませてそれで・・・・」


虚閃が当たる瞬間に虚化した一護は消耗はしてはいるが何とか無事であったが、ネルは気絶してしまっていた。

一護はネルを休ませようと走るのを止めて休む場所を探そうとするが、ウルキオラがそれを許すわけがなかった。


ブン


一護「!!!」


そう、凄まじい速度の響転で一気に一護の元まで移動してきたのである。


ウル「・・・・」


ドゴォ! バゴーン!!!


そして、ウルキオラは無言でネルを抱えて走っている一護を先程とは違う塔に蹴り飛ばした。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ