BLEACH〜十四番隊の死神達〜
□思わぬ加勢
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ロリ「ぐっグリムジョー・・・・」
グリム「よぉー! ウルキオラのいねぇー間にチョロチョロ入り込んで、随分楽しそうなことしてんじゃねぇーか」
ロリ「何よ!あんたどっから入ってきてんのよ!」
突然現れたグリムジョーに、ロリは大声で言う。
グリム「どっからって・・・壁からだろ!?」
それに対し、グリムジョーはふざけたかのように言ってのける。
ロリ「なっ何ふざけたこと言ってんのよ!」
グリム「良いじゃねーか誰がやったか知らねぇが、どうせ入口の扉は壊れちまってたんだからよ」
グリムジョーはそう言うと、ロリと井上の居る場所に歩いてくる。
グリム「どけ」
バキ!
ロリ「ぐあっ!」
ドス
すると、金縛りにあったかのように動けずにいるロリをグリムジョーは軽く吹き飛ばした。(彼にしては軽くだが、ただの破面である彼女には相当な威力である)
グリム「あっ? 力の加減間違えたか?」
メノリ「グリムジョー!」
グリムジョーが呟くと同時に、メノリが至近距離から虚閃を放とうと彼に向かっていく。
しかし
ダン!キュイーン・・・ボフゥー!!
メノリはあっさりと虚閃を持っている右手を掴まれ、逆にグリムジョーの虚閃の直撃を受けてしまい、身体半分が消滅してしまった・・・・
グリム「危ねーな、虚閃の扱いには気をつけろよな」
ロリ「あんた・・・あたし達にこんなことして、藍染様が黙っちゃいないわよ!」
グリム「・・・・」
“藍染”という言葉がカンに障ったらしく、グリムジョーは、あまりのダメージにうずくまるロリの元に歩いていく。
そして
メリメリ・・・ブヂ!
ロリ「ギャー!!!」
グリムジョーはロリの左足を掴むと、力を込めて引きちぎるのだった。