BLEACH〜十四番隊の死神達〜

□真の姿
3ページ/7ページ



テスラ「ノイトラ様!!!」


テスラは月牙の衝撃により引き起こされた砂煙の中に入っていく。


一護「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」


最大限の力を使った為、一護は既に虚化が解けていた。


井上「黒崎君!」


ネル「一護、大丈夫ッスか!?」


一護「はぁ、はぁ、・・・ああ、大丈夫だ」


2人の言葉に一護は答える。


すると


ガン!


テスラ「ぐぉあ!」


ドゴーン!


先程砂煙の中に入っていったテスラが吹き飛ばされ、壁に激突する。


一護、井上、ネル「!!!!!」


3人はその光景を見て驚く。


そして、次の瞬間


キュイーン・・・・バシューン!! チュドォガァーン!!!


一護「ぐあぁー!!!」


砂煙の中から黄色の虚閃が放たれ、それは真っ直ぐ一護に向かっていき、そのまま彼に直撃した。





井上「黒崎君!!!」


ネル「まずいッス! このままじゃ一護が死んじまうッス!!」


井上とネルは虚閃の直撃を受け、既に虫の息となっている一護の元へと走る。


しかし


ブン


井上、ネル「!!!」


響転でやって来たテスラがそれを妨害した。


テスラ「ノイトラ様の邪魔はさせない」


井上、ネル「・・・・」




砂煙から出てきたノイトラは横たわっている一護に向かって歩いていく。


ノイトラ「まったくよー! どいつもこいつも雑魚の癖に足掻きやがって!・・・・まあ良い、終わりにしようぜ死神!!」


ノイトラはそう言うと、一護の右手首を持ち上げ骨を折るため力を加える。


一護「ぐっぐあぁーあ!!!」


その痛みにより、一護は絶叫する。



ネル「一護・・・・一護・・・・」


一護の絶叫を聞いたネルは、自分の無力感と彼が死んでしまうかもしれない不安で涙を流し始める。


一護「ぐうぁーあぁーー!!!」


ネル「一護・・・・一護・・・・一護ぉーー!!!」


尚も絶叫する一護にネルは我慢出来ずに叫び声を上げた。


すると!


バッシュン!!


ネルから霊圧の煙が発現し、彼女を覆い隠すのだった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ