BLEACH〜十四番隊の死神達〜

□過去と策略
2ページ/7ページ



ノイトラ「くそが」


ネリエルが去った後、ノイトラは怒りを滲ませる。


そこへ


テスラ「ノイトラ、大丈夫か? 立てる


戦いの一部始終を見ていた当時ノイトラの従属官になりたてであったテスラが彼に助けの手を差し延べようとする。


しかし


ズガン!


ノイトラはテスラの頭上に自らの斬魄刀を投げつけた。


テスラ「・・・・」


ノイトラ「馴れ馴れしいんだよ。
奴に勝てねぇからって、てめぇと対等だと思うなよテスラ」


テスラ「・・・何故ネリエル様なんだ?
他の十刃の誰でもなく」


ノイトラ「気にくわねぇんだよ。 戦場でメスがオスの上に立つことがな! それだけだ」


テスラ「・・・・」


ノイトラのネリエルが気に入らない理由を聞いたテスラは驚きのあまり声が出せなかった・・・・




現在


ノイトラ「へっ」


ノイトラは斬魄刀を振り上げる。


ネリエル「!」


ガン!ギン!キン!


ネリエルはそれに気付くと直ぐに防御態勢へと移行し、ノイトラからの刃による攻撃を流し始める。


だが


ガギン!ギリギリギリ・・・・


ついに流しきれない斬撃がぶつかり、彼女は完全防御態勢とされてしまう。


ネリエル「くっ・・・」


ノイトラ「覚えてるか? てめぇは俺を獣と言った、対等の相手じゃねぇとな。
どうだ?その獣にやられる気分はよぉー!」


ノイトラはネリエルに問い掛けると斬魄刀に力を込める。


ノイトラ「うらぁ!」


ズドーン!


そして、無理矢理斬魄刀を地面に振り落とすが、ネリエルに避けられる。


ノイトラ「へへへ」


ノイトラはかつてあれ程やられていたネリエルを圧倒しているのが嬉しいのか、不気味に笑い声を上げる。


ネリエル「・・・・」


すると、ネリエルもかつてのことを思い出すのだった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ