夢小説
□番外編 ヒバツナ
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コンコンッ
応接室に響くノック音。
「いいよ。入っておいで。」
そこには学ランを肩に羽織りその腕には風紀と書かれた腕章をした少年がいた。
ガチャ
入ってきたのは一人の小さな少年だ。
彼の名は沢田綱吉。
「どうしたんだい?浮かない顔して・・・」
「えっと、あの」
「さっき、獄寺くんに告白されました・・・」
ピク
「で?」
「ちゃ・ちゃんと断りましたよ。でも・・・・」
「でも、なんだい?」
「ぼ・ぼく・・・
獄寺くんや山本たちとももっと遊びたいです。」
「綱吉
僕はキミと一緒にいれて幸せだよ!?
きみはそうじゃないのかい?」
「ちが、そういうわけじゃ・・・・」
「じゃあそんな小動物と群れる必要はない。
僕は群れることは好まないんだ。
キミさえいればそれでいい・・・・」
そう言うと少年は綱吉を抱きしめた。