夢小説

□獄寺隼人の出陣
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 右腕として十代目を救うと誓ったオレは早速行動を開始した。




ひとまず十代目から話を聞こうとオレは十代目のお宅に向かった。



「十代目今なにしてるかな・・・」
そんなことを考えてると気づけばもう玄関の前だった。


 ピンポーン

インターホンがなる。



 ガチャ

「獄寺くん!?
 どうしたの?」


「ちょっとお話がありまして・・」

「獄寺くん・・・
 オレこないだお付き合いはできないって」

「きょ、今日はそのことじゃないっす。
雲雀のことでちょっと・・・」


 ピク

「あがって」

「は、はいっ」





「で、話って?」


「十代目はなんで雲雀なんかと付き合ってるんですか。」


「なんでって、そりゃあ
す、好きだからじゃ・・・・」


「じゃ、じゃあどうして
どうしてそんな悲しい顔するんすか。
十代目は雲雀のヤローにおどされてるんじゃないんですか」

「そ・そんなことないよ
お・俺・・・」

「やめてください。
オレ十代目の辛そうな顔これ以上見たくありません!!
オレに任してくれませんか。あんな奴オレが」



「もういいって!!
ほっといてよ。そんな事言ったって雲雀さんにかなう人なんかいないよ・・・・」




























「ご・ごめん
今日は帰って。」



















なにをやってるんだろう。
おれは十代目にあんな辛い思いをさせて・・・
右腕失格だな・・・
十代目もあんな奴にうばわれて・・・


あいつが十代目に何をしてるのか・・・
無理やり十代目を・・・・
考えたくはなかったがそんな事ばかりが浮かんできた。




これ以上十代目にあんな顔してほしくない。







気付くとオレは走り出していた。



                 つづく

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