まぜこぜ

□第五人格×コナン
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異国に渡ったのは、前世と言うにはどうにも呪われていたかの時期に関わったジョゼフさんと、今世で再会を果たしたからだろう...

美智子さんの生まれ育った日本と言う島国はジョゼフさんにとっては、写真家心を擽られたのか観光ビザで来日、帰国後は就労ビザを取得してまた日本に向かった。

日本と言う国は国土面積が狭いからか、火葬が基本らしい



基本的に海外を渡り歩いているのはジョゼフと白黒無常さんに占い師と祭祀...

一応、傭兵もそうだったらしいが...


多分、サバイバーの二人はハスター様を探しているんだろうことは明らかだった。

傭兵さんは今世の仕事も傭兵だったから成り行きだ。写真家さんも似たようなものだ。

白黒無常さんが何を求めて、各国を巡るのかは解らないけど...





弁護士さんは母国で事務所構えているらしいし、かつて復讐者になった彼は今世は夫婦仲良く暮らしているらしい。

復讐者の一人娘、庭師だったエマは早々に独り立ちし、炭鉱者ノートンと一定の国を拠点にしているので滅多に顔を会わせることが無くなった。

そう言えば、医師のエミリーはこの間ボランティアで戦地で医療行為をしているのをTVで目撃した。


ジョゼフに付き合わされて留学している僕は、彼が注いだ紅茶で盛大に噎せてしまったし...何なら殴られた。


ただ、夢の魔女とハスターは見た目からして人外で...そもそも邪神だし、転生が出来るのかが謎である。

仮に出来たとしても、あの見た目では無いことを考慮しているそうだが...


そう言えば、占い師のイライ・クラークは8年ほど前から日本に留まっている。

だが、永住するつもりは微塵も無いらしく、彼曰く『向こう十年は日本に居る』と謎の宣言をした。
身内の誰かの冠婚葬祭か、出張占い師業務以外では基本的に日本国外に出ないようだ。

恐らくはこの十年の間に、日本国内でハスター様を誰かが何処かで召喚するのだろうか?


“キャーーーーー!”


日本は平和だと言うけど、ただし東都は除くと言われるのが事件の多さだ。

お陰で納棺師...葬儀屋のバイトもそれなりに仕事が入り潤っている。

でも、僕は犯人じゃないです!


今日は落ち着いた喫茶店で、珍しく日本観光に赴いたノートンとエマと待ち合わせだった。


その前には別の...ファミレスで葬儀の打ち合わせを社員と行った。

被害者はその社員の元カノさんで...


けれど、真犯人はその元カノを献身的に支えていた女友達だった。

犯人は女友達とは見なして居なかったようで、恋人と別れようやく自分にもチャンスがと思って居たら、何故か僕に一目惚れした彼女を殺害に及ぶ...というとんでもない所業を犯した。

お陰で、エマは法律に則って訴えよう。とニコニコした笑顔で言うのだ。



人種差別と人権侵害、名誉毀損に肖像権の侵害...訴えただけ勝てるよ?とキョトンとしながらエマは笑う。

「つーか、訴えるべきだろ」

それに同意するのはノートンだ。


そこに保護者代理のジョゼフも加わって、警察と民間人、相手取って盛大に裁判を起こした。



その結果...別の犯罪まで明らかに成ったのは、きっと笑うべきとこだ。




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