無題
□君と俺と…
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夏休み 沢田家にはいつもの賑やかさはなく､静かだった
｢ツッ君､ツー君 ちょっと来てちょうだい｣
｢どうしたの｡母さん？｣
ツナと綱吉は首を傾げる
奈々は嬉しそに笑い､二人にあるものを渡した
｢｢温泉旅行？！｣｣
さすが双子といったことか､声を揃える
｢そうなのよ〜｡スーパーの福引きで当てちゃったの！！｣
１４歳の息子がいるとは思えない若々しい顔で笑う様は少女とも言えるだろう｡
｢で､でもなんで俺達に…｣
｢それが母さん､その日用事があるの｡せっかくツー君達､夏休みなんだから行ってきなさい｣
余りにも突然のことだが､旅行というものを余りした事がない双子は少し悩んだあと､首を縦に振った｡
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