1.A WHITE WHALE IN MY QUIET DREAM

ボーカルとパーカッションのみというシンプルな曲。
バウロンというバスドラムみたいな音で刻むリズムがとても心地良いです。

まさに始まりと言う感じの曲です。



2.陽炎


シングルとしても発売されたバラード。

春・夏・秋・冬という単語が使われているにも関わらず、季節感をあまり感じなくて、それが逆に透明感を生み出している。 
歌詞が心にスーッと入ってくる感じ。

『貴方がいなければ
 ただそれが全てだと』 
というフレーズが印象的。



3.X


シングルでも発売されたロックナンバー。


バラードでのイメージが強い彼女ですが、元々世界一の表現力(だと勝手に思ってます)をもっているので、激しい曲でも違和感を感じさせない。
彼女のこういう曲を聞くととても元気付けられます。

タイトルの"X"ってどうゆう意味だろ〜?
Metaphysical scream?



4.ストーリーテラー


歌詞はタイトル通りストーリーテラーに対してのもの。
『劇的で美しくしくて 
 そんな明日へ導いて』
『どんな物語が
 繰り広げられるのかを
 快感に変えて行ける』

言葉では言い表せない良さがある曲です。

このアルバムの中心的な曲ではないかと思います。



5.STEAL THIS HEART


アップテンポでポップなナンバー。まさかの変化球。
良い意味で期待を裏切る曲。
デビューから彼女の曲を聞いているので、この曲を初めて聞いたときには思わず笑顔になりました。
賛否両論あるかと思いますが私はとても好きです。

『正直になればなるほど今は
 どうにでもなるだろうと笑えたり』
今の彼女の心境が伝わってくるようです。



6.I Pass By


シングル「帰り路をなくして」のカップリング曲。
シングルとは別バージョンでテンポが速く、爽快感を感じます。
歌詞は全て英語です。



7.帰り路をなくして


シングルとして発売されたものにイントロ部分が追加されている。
ドラマチックに展開して行くバラード。
「帰り路をなくして」彷徨い続け「鳴き叫ぶ」姿が鬼気迫るものを感じさせる。



8.Losing a distance


スローテンポでとても暖かい曲。距離を失うとはどういう意味だろう?


9.ラストメロディー


シングル「X」と両A面として発売された曲。思っていたよりもテンポが速く、Aメロから突然サビに行くため、シンプルな曲という印象を受ける。とても聞きやすい曲でサビのメロディーがいつまでも頭の中で流れています。


10.蛍



シングルとして発売された曲。"これぞ鬼束"と言うような儚さと美しさを感じさせるバラード。
一瞬を永遠に変えようとする美学を感じます。



11.VENUS



このアルバムのフィナーレ。デビュー当時から鬼束さんの曲を聴いている人は泣けると思います。
それくらい優しさと暖かさと希望を感じる曲です
歌詞もストレートな表現が多く、心に直接響いてきます。
7分を超える曲ですが、そんな時間を感じさせない素晴らしい曲です。


[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ