その他

□第二回拍手
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『キッドさん暑い』








「着てるもん全部脱ぎゃいいだろ」










『キッドさんの変態、スケベ』









「なら暑いなんて言ってんじゃねェよ」








『暑いんだもん』











「そのわりにはおれにベタベタくっつくよな、暑い原因それなんじゃねーか?」










『キッドさんとこにいるとなんか落ち着く、てか何でキッドさんそんな涼しそうなの?』











「保冷剤」











『あ!!氷枕まで!!いーなーそれ下さい!!』












「あ?やらねェよ」









『ずるいキッドさんずるい!!ずるすぎる!!ずるずるしすぎる!!』








「どんだけずるい言うんだよ、てか何ずるずるしすぎる、何がずるずる?」












『………私もほしい、冷凍庫あさってこよ』











「もうねーと思うぞ」








『Σ何でですか!?』










「みんな考えてることは同じなんじゃねぇか?」











『………















うわぁぁ私死ぬ!!もう死ぬ!!とけて死ぬ!!太陽に殺されて死ぬ私!!』













「死なねェよ馬鹿、死ぬ死ぬ言ってんじゃねェ」









『………暑いです』










「おれにくっついてりゃいいだろ」










『余計暑いじゃないですか馬鹿!!』











「あ!?最後余計だ馬鹿!!さっきまでベタベタくっついてたくせによ」












『……そういえばキッドさんにくっついててもそんな暑くなかった、何で?』







「だから保冷剤とかあっからだっつってんだろ















全部で九つ」












『Σそんなに!?ひとつぐらいわけて下さいよ!!あ!!お腹にまで!!冷えて痛くなっちゃいますよ馬鹿!!』












「やだね、てかまだ馬鹿言うかコラ」











『ケチ!!もういいです!!こうなったらもうキッドさんにずっとくっついててやる!!』











「そうしろそうしろ」











くっついてもらいたいキッドさん




 
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