長編小説
エクスキューショナーの裁きにより、銀河連邦は大きな被害を受けた。
地球も崩壊に等しい被害を受けた。
壊れかけた世界、その世界の復興に父さんは大きく貢献し英雄と呼ばれた。
僕はそんな父を誇りに思う。
だから僕はここにいる。
軍の学校だって首席で卒業した。周りからはさすがは英雄の息子と言われた。
そう、当たり前だ。
英雄の父…そして母も紋章研究所の責任者、僕はそんな二人を誇りに思う。
でもいつからだろう、僕はいつの間にか、本当の自分がわからなくなった。
僕はいつから…こんな仮面をつけていきてるのだろう…。
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