鬼円

□彼の海に溺れる
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不安。

俺は不安だった。



いつの間にか鬼道に恋をして、

告白して、

付き合うようになって、

一緒に帰るようになって、

手を繋ぐようになった。



確かにアイツの隣にいて、

温もりを感じて、

幸せなはずだった。





なら、この不安の海は一体どこから来るんだろう…。





【不安の海】





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