ポケモン

□トリックルーム
1ページ/1ページ

前進する為だけに設けられた白い道。
突き当たりには少年が立っていた。

何故こんな場所にいるの?


そう問い掛けるが返事はない。
ただただ僕の来た道を見つめている。

こんな所に一人でいて、寂しくはないの?

すると少年はこちらへ顔を向けた。
そしてフッと笑いこう言った。


寂しくなんかないさ。
俺は無だけどお前は存在している。
だってお前と俺は同じだから。


少年はそれだけ言うと、僕の来た道を歩んでいった。




END

電波を書いてみたかったんです。


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ