†本編
□君と僕の幸せを、
2ﾍﾟｰｼﾞ/14ﾍﾟｰｼﾞ
白い天井白い壁｡
真っ白な空間で俺は目が覚めた｡
｢トシっ??!｣
側にいた近藤さんが嬉しそうに笑う｡
｢良かった!!目が覚めたのかっ｣
｢こんど…さん｡｣
｢どうした｡トシ｡｣
｢俺はなんでここに…??｣
｢何でって､総悟を助けようとしたんだろう??｣
苦笑しながら近藤さんは椅子に座り直す｡
｢そうだっ総悟はっ??!｣
｢無事だよ｡掠り傷一つない｡｣
｢良かった…｣
ほっと安堵の息をつく土方｡
｢おぉそうだ｡安心しろ｡トシ｡万事屋も助かったそうだぞ｡｣
そこで土方はくわえようとしていた煙草を一度離す｡
そしてゆっくり振りかえって
｢万事屋って誰だ??｣