連載番外

□ゴールデントリオの日常
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『お揃いじんべー』







湘北の近くの神社で、お祭りがあるそうです。
それを聞いた三井と宮城は、早速とばかりに志緒を誘います。


三「おい志緒」
上田「ん?」
宮「今日さ、○○神社でお祭りやるんだって!でさ、俺と一緒に行かないっ?//;」
三「宮城なんかより俺と行こーぜ、志緒!」

流「………」
三・宮「…なんだよ、流川…;」
流「…俺と。」
三「やっぱりかテメー!俺が先に誘ったんだからなっ、諦めろ!」
宮「俺のが先でしょ。…もーいいや。志緒ちゃん、俺等と行かない?」

三・流「…俺、等?」
宮「どーせ誰も引く気ないんだから、そーするしかないっしょ?」
三・流「……」
宮「…で、どお?志緒ちゃん」

上田「アタシ花道とかと行くんだけど。」
三・流「Σ…;」
宮「…じゃあご一緒しちゃってもいい?」
上田「アタシはいーけど、花道に聞ーて。」

宮「花道ー!」
花「ぬ?なんだリョーちん」
宮「お前等今日、祭り行くんだろ?俺等も一緒に行っていーか?」
花「リョーちんも行くのか!ミッチーも?ぬ…流川もか…。まぁいーだろう!この天才について来たまえ!!」




そんな訳で…
三井と宮城と流川は、期待を胸に待ち合わせの場所へ。



三・宮・流「……………」



そこで見たのは、いかにもなヤンキースタイルでたむろす、甚平軍団でした…。

よくよく見れば、背中には6人共、真っ赤な桜が描かれています。


あぁ、まさしく桜木軍団だな…。
そう思ったのは、どこぞの不良共が遠巻きに花道達を見て「桜木軍団だよオイ;」「え、マジかよ;」なんて避けて行くからで。


だけど、

宮「どっちかってーと、花道親衛隊だな。」
三「いや、桜木過保護にし隊だろ。」
流「どあほう共によるどあほう愛し隊。」
宮「…まぁ、とにかく不良よりも花道ラブが強調されてるのは確かだ。」



それでいいのか、桜木軍団。



 
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